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TDKは15日、太陽光発電に使う電力変換装置(パワーコンディショナー)の部品素材として、効率よく電流を調節できる新しい磁性材料を開発したことを明らかにした。電力ロスが従来の金属系材料の20分の1から160分の1に低減でき、発電システムの効率化につながる。TDKは金属系から新素材への置き換えを見込み、6月にも量産を始めたい考えだ。 開発した磁性材料のフェライト「PE90」は、16日に千葉市の幕張メッセで開幕する電子部品の技術展「テクノフロンティア2008」で公開する。PE90は、発電した直流電流を家庭で使う交流に転換するパワーコンディショナー内部で、電流を整える部品「リアクタ」の芯(しん)材に用いる。電力ロスを、芯材で主流の金属材料センダストの約20分の1、ケイ素鋼板の約160分の1に低減。家庭の太陽光発電に導入すれば、ケイ素鋼板に比べ二酸化炭素排出量を年間32キログラム削減できる計算だ。 太陽光や風力などの自然エネルギー発電市場は、10年後に3倍に増えるとの予測もあり、家庭用の発電設備需要も伸びるとみられている。TDKは新素材のコスト減を進め、月産1~2トン規模での量産準備に入っている。

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